ダイ☆はつ Vファイブ

公募ガイド社、高橋源一郎先生の小説指南「小説でもどうぞ」(30回)で最優秀賞受賞。第31回では選外佳作。2024年7月『おばあちゃんのぞうきん』(文芸社)を出版。30kgのダイエットに成功してAmazon Kindleで『ダイエット本』出版。2018年発毛日本一コンテストで第5位。

【リーブ21様「新型マックセルプロ」登場・PART2💕How to 吸収・浸透?】#530



 

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*このブログは前回からの続きです。 

 

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Q=でも鹿石さん、話しは戻るけど……

鹿石さんがマックセルを初めて使ったとき「説明書が分かりづらかった」って言ってたでしょう?

 

鹿石=ハイ、その通りです

 

 

Q=――なのに、使用方法を自分なりに模索できたのは、やっぱり実際のリーブ様の施術を受けていたからなの?

 

鹿石=その通りです! もし実際の施術経験が無かったら、正しい使い方はかなり難しかったと思いますね(笑)。

 

Q=と言う事は、実際のリーブ様の施術でも、この高周波とか低周波をやるわけだね。

高周波、低周波を用いることで

・トニックの浸透を良くさせる(低周波1000Hz)

とか

・頭皮の状態を良好にする(高周波22kHz)

とかの施術を、機器を使って……

 

鹿石=そうです!

 

Q=とすると、マックセルを正しく使用すれば、リーブ様の実際の施術と同じだけの効果が期待できる、ってことなのかしから?

 

鹿石=ウーン、どうでしょう?? 実際の施術では、マックセルよりも本格的な機器というか、高額そうな機器が使われていますので……

 

Q=あ、そうなんだ。実際の施術ではマックセルを使っているわけではないんだね。

 

鹿石=エエ、そうなんですよ。マックセルはいわば、実際のリーブ様の施術で使っている機器の廉価版? と言いますか、やはり家庭用に特化した普及版?と言った感じだと思いますね。

 

Q=何が違うの?

 

鹿石=値段でしょう?! (大笑)

 

Q=それはもちろんそうだよねえ。じゃなくって、そのう……

 

鹿石=失礼しました! (笑)

冗談はさておき……

たとえば、トニックを浸透させることを想定します。

その場合、リーブ様の施術では、トニックが浸透しやすいように、湿った電極(導入端子)を手で握って一時的に体を帯電させます。いわゆるイオン導入? だと思うのですが、トニックの有効成分をイオン化させて体内(細胞・組織)に取り込まれやすくするんですよね。

でも家庭用のマックセルには、その電極(導入端子)がついてないです。結果、実際の施術よりも、イオン導入効果が低いのではないでしょうか? (あくまで鹿石個人の想像ですが)

もちろん、何も無しでトニックを頭に振りかけるよりは、全然、浸透されると思いますけれど。それこそが低周波の役目だと思いますが?

 

Q=電極? イオン化? はっ?

 

鹿石=わかりづらいですよね。

実は、私の歯科でも「イオン導入」と言う装置を使っています。

分かりやすく、まずそれで説明しましょうかね。

Qさん、「歯を強くするためにフッ素を歯に塗布する」って分かりますか?

 

Q=それは、わかるねえ。昔、子供が歯医者さんでフッ素塗ってもらったとか、妻が言っていたので。

 

鹿石=あっ! Qさん、お子さんとかいらっしゃったんですね?

 

Q=ハハハ、昔の話しね、今はとっくに成人して……どこに行ったやら、ハハハ……。

で、そんなのはどうでも良くって、話を続けてください。

 

鹿石=あ、失礼しました。

で、そのフッ素を塗るときに、ただヌルだけよりも、フッ素をイオン化して塗布した方が、フッ素の吸収率が上がるんですね。

以下に、そのパンフレットを見てください。

 


Q=ほうほう、つまり、このパンフを見るかぎり、フッ素をイオン化させて「-」、体を導子を握って「+」に帯電させ、それを利用すると。

 

鹿石=その通りです。

これはもちろんフッ素の場合で、実際のリーブ様の施術では、「フッ素」の部分を「トニックの有効成分」と置き換えて考えてください。どんな成分なのかは私も知りませんが、システム的には似たようなものではないでしょうか?? もちろん主たる部分は低周波?だと思いますが。

 

Q=で、そのリーブ様で使っている機器では、体を帯電させるための導子(ドウシ=導入端子=電極)があると?

 

鹿石=そうです。体を帯電しやすくするために手のひらを水で湿らせて、その導子を握りながら施術が行われます。

ところが、一般家庭普及型のマックセルにはそれがない。

これはもちろん――あくまで私の想像の範囲ですが――どう考えても、トニック浸透率は実際のリーブ様の施術にはかなわないのではないでしょうか??

 

Q=なるほど。

 

鹿石=でも、考えてみてください。

そうは言ってもです! ただ単にトニックを頭に振りかけるだけでどれほど、その成分が浸透するでしょうか? それを考えると導子(ドウシ=導入端子=電極)がないとは言え、マックセルを使った方が良いのではないでしょうか? それこそ低周波を使って浸透させるのだと思いますが。

 

Q=そーいうことね。やっと、何となくだけど、分かってきた気がするね。

 

鹿石=ありがとうございます。

分かってもらえて良かったです。

――そもそも、私思うんですよね。

 

Q=ほう?

 

鹿石=例えば、いくら発毛に良いトニック(成分)があったとしても、それをヌルだけで、どれほど体に吸収されるのでしょうか?

 

Q=えっ? 吸収されないの?

 

鹿石=そこなんですよね? 私のような素人が良く分からないところですが……

たとえば発毛の有効成分が100%すべて、皮膚から吸収されると思いますか?

 

Q=あっ! 

 

鹿石=そうなんですよ! 皮膚はもちろんバリヤーになっているので、はたしてどれだけ吸収してくれるのか? 浸透してくれるのか? いくら良い成分でも、「皮膚」というか「細胞レベル」、「分子レベル」でどれだけ吸収してくれるのか? ここが難しいのではないでしょうか?

 

Q=そう言われちゃうと、そうだねえ?……

 

鹿石=これも、例えですが……

私の宝物の、あるマンガを以下に紹介させてください

 

Q=何なに? マンガ?

 

鹿石=ええ、昔、一世を風靡した? NHKの「プロジェクトX」をコミック化したものです。

この中で、「医者が患者を救うため戦った記録」の話しを是非とも紹介させてください。

 

 

以下、私=鹿石の言葉で要約いたします。

  

1960~70年代、まだ救急医療が確立されていなかった時代。

暗中模索の中、悪戦苦闘する医師達がいた。

大怪我をした患者さんに対しては、

血が足りなければ輸血をしなくてはいけない。

同時に血が足りなければ、体の水分も足りなくなる(体の6割は水分)。

足りない水分を輸液によって補う必要が出てくる。

ところが、いくら点滴で輸液しても、体が(細胞が)水分を吸収してくれない。

結果的に、患者さんを助けることができない。

救急医療の方法が明確に確立されていなかった時代には、これがなぜだか分からなかった。

水分を欲しているはずの人間の体(細胞)が、なぜ輸液を行っても水分を吸収しないのか?
その時、ある研究員が気がついた。「輸液の塩分濃度をかえてみたら?」と。
――その当時、輸液の塩分濃度は人体と同じ0.9%が常識であった。
ところが、その研究員は、輸液の塩分濃度を「とある論文に出ていた2倍の1.8%」にしてみたのである。
……すると、なんと今まであれだけ人体の細胞に吸収されなかった水分が、みごとに吸収されるに至ったのである。
この塩分濃度1.8%の新しい輸液は、HLS(高張電解質輸液)と名付けられ、その後、劇的な成果を上げるに至った。

 

以上、様々な困難を乗り越えて、医師達は輸液の方法を確立したのであった。

 

Q=ほう、ほう、ほう……

人間の体、細胞が水分さえ吸収しないってビックリだね。

 

鹿石=そうなんですよね。私もこのコミックをみて驚きました。

で結局、体(細胞)に、単に水分なり有効成分なりを吸収させる、浸透させるってことは、なかなか難しいのではないか?

と思うようになったんです。

ただ皮膚にヌルだけで、どれだけ吸収されるの? って話しですよね。

 

Q=なるほどね……

 

鹿石=結局、こと発毛に関して言えば、発毛させる成分・因子を研究するのはもちろんですが、それだけでは片手オチではないか?

その有効成分を体(細胞)に、どうやって効率よく吸収・浸透させるか? の研究が不可欠ではないか?

 

Q=ウン、ウン、何だか分からないなりにも、分かってきたような気がするよ! 鹿石さん。

 

鹿石=そうですか? (笑)

で、その効率よく体(細胞)に吸収させる方法として

上記のコミックでは、

塩分の「濃度」に着目したわけです(コミック全編をみると実際には「浸透圧」に関しても研究を行ったような感じに一行だけ描かれていました)。

塩分濃度を通常の体液の2倍にしたわけですよね。

同じく私の歯科医療で用いるフッ素の浸透では「イオン導入法」、すなわち成分(フッ素)を「イオン化」して「電気的にプラスとマイナスが引き合う力」を利用するわけですね。

 

Q=そして発毛に関しても、リーブ様の施術ではそれを利用していると?……

 

鹿石=ええ、おそらくですが、そうではないか?と。もちろん「低周波」もそうだと思いますが。

その廉価版と言ったら語弊がありますが、普及版として一般家庭用「マックセル」や新型「マックセルプロ」があるのだ、と思いますね。

 

Q=ほうほうほう!

なんだか今回は、いつもの鹿石さんと違った――なんて言うか別の顔――違った一面が見えたような気がして楽しかったよ!

 

鹿石=そうですか? っていうか、いつも普段Qさんと会っていないときは、だいたいこんな感じなんですよねえ。一応、これが本業なんで……(笑)

 

Q=あ、そうなんだ! 普段は、結構おかたいかんじなんだねえ。

 

鹿石=やだなあ。なんか私、かるーい感じに見られてましたか? (笑)

でも、私の方もチョット衝撃でしたね。いつものQさんとは違う一面を見たような。

 

Q=えっ? 私の方はいたって普通だったでしょう? いつもと同じだと思うけど。

 

鹿石=いや、Qさんに子供がいたなんて! 昔は、ちゃんと小さいお子さんのお父さんしてたなんて、ちょっと想像したくないですね(笑)

 

Q=想像したくないって、どんなキャラよ? ハハハ……

 

鹿石=ハハハ……

 

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本日も最後までお付き合い、誠にありがとうございました。
ダイエットと発毛の鹿石八千代でした……

いやいや「公認アンバサダー・認定番号1番」の鹿石八千代でした。

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