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【訃報】笹崎勝巳レフェリー、熊に襲われ死去 60歳…プロレス界に衝撃、ロッシー小川代表が追悼 https://t.co/QUWQYm6ODf
— プロレスTODAY/楽しめるプロレスNEWSサイト (@ProresuToday) 2025年10月17日

全国的に多発するクマ被害について、その一部を速報としてご報告させて頂いております。

まさに「クマのクライシス！」

いや、「クマイシス」とでも申しましょうか？

当ブログにおいて、かねてよりご報告して参りました全国各地の「クマ」による被害・人身被害の報も、早５年以上の月日が経過致しました。奇しくもコロナと時を同じくして、クマ被害を報告し続けたことになります。

最近ではことに人身被害が多発しており、日々の全国版のニュースでも、クマ被害のニュースが放送されない日がないほどまでになってしまいました。その報をきくたびに心を痛めておりましたが……、本日は今までの中で最も悲しい日の一つになってしまいました。

そのクマの人身被害に遭ってしまったのが、私の知らぬ人では無かったからです。

冒頭にもありますように、プロレスのレフリー笹崎勝巳様がクマに襲われてしまいました。まずは心よりご冥福をお祈り申し上げます。

私はかねてよりプロレスファンを公言してきました。コロナ以降、今でこそ会場でのプロレス観戦はすっかりご無沙汰になっておりますが、かつては頻繁に会場で観戦し、当ブログにもその観戦録を多々上げてきました。

最も頻繁に観戦していた時期は、後楽園ホールのプロレスリングZERO1の年間シートを買うほどでした。そうです。そのZERO1でメインレフリーをしていたのが他でもない、笹崎レフリーだったのです。直接の知り合いではありませんでしたが、それだけ頻繁に足繁く通っていれば、売店で何度か会話をさせていただいたこともあります。

もともと笹崎レフリーは全日本女子プロレスのご出身でした。そうです、マッハ文朱、ビューティーペア、ミミ萩原、ジャガー横田、デビル雅美、クラッシュギャルズ、ダンプ松本など数々の歴史を残してきた団体です(敬称略で失礼します)。そこで笹崎勝巳氏はレフリーとしてデビューされました。

私が最も記憶しているのは、時はちょうど女子プロレス対抗戦時代、１９９３年か９４年頃、長野県は塩尻市体育館での巡業の大会です。

当時、対抗戦が絶好調ではありましたが、地方会場なのでもちろんテレビ放送などはありませんでした。

しかし、試合のメンバーは手抜き一つ無いバリバリのトップ選手ばかりでした。（以下、敬称略で失礼します）

ブル中野を筆頭に、アジャコング、堀田祐美子、みなみ鈴香、豊田真奈美、山田敏代、

井上貴子、井上京子、渡辺智子、伊藤薫、そして今をときめく北斗晶、とその弟子ラスカチョｰレスオリエンタレス三田英津子、下田美馬などなど、そうそうたるメンバーです。一番の新人は玉田りえ選手がホントにデビューしたてでした。

その試合で私はあろうことか、選手のコールの時に紙テープの他にUFOキャッチャーでとったぬいぐるみを一個ずつ投げ入れたのです。今では許されないでしょうが、第一試合から最後まで、毎試合、選手のコールと同時にぬいぐるみを投げ入れたのでした。

メイン近くなると、選手も私がぬいぐるみを投げることを予想していたようで、豊田真奈美選手はコールの際、なんと私の投げ入れたぬいぐるみを見事リング上で直接キャッチし、その手をぬいぐるみごと高々と突き上げてくれたのでした。

そんな思い出深い試合でレフリングをしていたのが笹崎レフリーでした。休み時間中、トイレに立つ際、笹崎レフリーとすれ違ったのを今でも鮮明に覚えております。今から３０年以上も前の話です。

その後、時を経てZERO1でまた笹崎氏のレフリングをみることになろうとは、その時は夢にも思っておりませんでした。

そして昨日からテレビから流れてくる「温泉を清掃中の作業員がクマに襲われ……」という悲しいニュース。しかしそのニュースでは清掃員と言うだけで名前は分かりませんでした。

そしてたった今、その報をまとめようと詳しく調べていたら、初めて気が付いたのです。なんとその被害者が笹崎レフリーだったということに……。

まさか、まさか！　そんなことがあってはならない……。ただただ呆然とするばかりです。

直接親しくお話しする間柄ではなかったものの、私自身は旧知の仲の親友を失った感じで、本当に残念で悲しくて悔しくてなりません。