虐待って…子供からすれば逃げ場のない苦しみじゃないですか…
自分は子供5人いるんですけど…
世間で虐待のニュースを見る度にホント涙出そうになるんですよ…
（…中略…）
そんな、虐待をなくすために…
僕はこの団体に入団したんです…
以上は、ある現役プロレスラーの言葉である。
彼は現在、世界ヘビー級のチャンピオンベルトを巻いている火野裕士選手(35歳)という…
ちょうど今から一年前、彼は、「プロレスリングZERO1」と言う団体に入団した…
それまで団体には所属せず、フリーの選手として活躍していた彼が…
なぜ、このZERO1と言う団体を選んだのか？
その質問に答えたのが、冒頭の彼の言葉である…
プロレスをご覧にならない方からすると…
？
…かもしれない…
たしかに、プロレスと虐待って何？…どう言うこと？…
と思うのも、無理もない話である…
…しかし、プロレスファンからすると
このZERO1と言う団体、そして、この火野選手の…
・いじめ・虐待撲滅運動…
・ボランティア活動…
は、あまりに有名な話であり、逆にごく自然のことのようにもおもえてしまう。
しかし、その社会貢献度の高さには
毎度、頭の下がる思いがしている。
（私は心の中で、彼＝火野選手のことをボランティア・チャンピオンともよんでいる…）
これについて、本日は少々ご紹介させていただきたい…
♦スカパー「サムライＴＶアーカイブス」…『プロレス千夜一夜＃19』
そもそも…冒頭の言葉は…
スカイパーフェクＴＶ！の「サムライＴＶ」（600ch）と言うチャンネルで放送されている（2020年2月現在、繰り返し再放送中…）
『プロレス千夜一夜＃19、火野裕士選手編…』と言う番組での言葉であった。
この番組は、毎回、旬なプロレスラーをゲストに招き、
そのデビューから、現在までの主立った試合を
本人とビデオを見ながら、振り返るトーク番組である…
今回のゲストの火野選手は
今年でデビュー17年となるそうだ…
彼が、現在の地位、ポジションに到達するまでの歴史が非常に興味深かった…
特に、レスラーと言うことで、昔の映像が多数残っており…
それを司会者（いわゆるプロレスコメンテーター…？）と本人が
ビデオを見ながら…振り返っていく…
まさに、人に歴史有り…その彼の成長の過程が垣間見えて非常に面白い番組であったのだ。
♦壁のない団体…居心地の良い団体
そして、番組は後半にさしかかる…
昨年、フリーだった彼・火野選手がなぜ、このZERO1と言う団体を選んだのか？
…と言う話題になった…
彼くらいの実力の持ち主であれば
おそらくはフリーであっても、各団体からピッパりだこ…
…引く手あまたであったろう…
そんな彼が、この団体を選んだ理由が非常に興味深いのである…
司会者…なぜ、ZERO1を選んだのですか？
火野選手…自分はフリーの時に、結構いろいろな団体に上がらせていただきました。
そんな時って、試合はもちろんですが、試合以外のところも結構みるじゃないですか？（笑）
「どんな人たちがいて…仲が良いのか？悪いのか？」…とか（笑）
そんな中で、ZERO1と言う団体だけは「壁」がなかったんですよ！！…
司会者…「壁」？
火野選手…ええ、フリーだから当然しょうが無いんですけど…（笑）
各団体、「団体所属の選手」と「フリー選手」との間には…どうしても「壁」みたいなモノを感じるんですよ…まあ、それはフリーだから当然なんですけどね…（笑）…
ところが…ZERO1だけは、壁を感じなかったんですよ…
試合が終わった後も…フリーの自分を、打ち上げなどに頻繁に誘ってくれて…（笑）
そして、行ってみたら、ガツオ（ZERO1所属の菅原選手の愛称）が酔うとすっごく面白かったり…（大笑い）
…プロレスって、頑張って良い試合をしていたら…
発信ができるじゃないですか？
司会者…発信？
火野選手…ええ、良い試合をしていたら…
その後、会場中のお客さんが、自分の言葉に耳を傾けてくれるじゃないですか…
自分の思いを聞いてくれる…思いを発信できるじゃないですか…
（司会者…たしかに、こういう仕事ですし、試合で勝利した後の、マイクパフォーマンスとかでも話せますよね…）
火野選手…ええ。そもそも、ZERO1って（社長の）大谷さんがいじめ撲滅運動とかしていて…
いじめはダメだって発信していたじゃないですか…
自分は…（ガキの頃）いじめっ子の方だったんで（照れ笑い…）
それは、大きな声で言えた義理じゃないんですけど…（笑）
自分はそれより、虐待について伝えたい思いが強いです！
虐待って…（子供からすれば）逃げ場のない苦しみじゃないですか…
自分は子供5人いるんですけど…
世間で虐待のニュースを見る度にホント涙出そうになるんですよ…
…そんな思いを、このZERO1なら伝えることができる！
…ZERO1ならファンの皆様もちゃんと自分の話に耳を傾けてくれる…
そんな、いじめや虐待をぶった切るべく…
僕はこのZERO1に入団したんです…
以上が今回のお話です。…いかがでしょうか？
プロレスラーなのに、「仕事＝プロレスリング」以外のことにも
これだけ注力している団体、そして選手は
他のどこをみてもあまり類をみないのではないでしょうか…
…私はかねてより、この団体のファンで有り、
かつ、この社会貢献活動に心を打たれている一人でありました。
私自身は非力で何もできませんが、
せめて、彼らのことを少しでも発信して…
発信することで、何かしらのご協力になれば…
と思い、以前から、折に触れ記事にさせていただいてきました。
今回も、そんな思いで書き綴（つづ）らせていただきましたが、
せっかくですから、過去の記事も合わせてご覧頂き、
ZERO1や火野選手について知ってもらえたら、嬉しい限りです…
もっとも、当ブログは…読者数25名しかいない、いわばプアーブロガー？ですが（大笑）
…本日もお付き合い、まことにありがとうございました。
ダイエットと発毛の鹿石八千代でした…
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